坐骨神経痛を防ぐ衣類・マッサージ

坐骨神経痛を防ぐ衣類

日頃の服装でも、背筋を伸ばしたり腰の動きを助けたりする工夫をすると、坐骨神経痛の予防に役立ちます。
女性の場合は、ボディメイクの役割も兼ねて、ボディスーツやウエストの高い位置までしっかりカバーするタイプのガードルを着用するのも良い方法です。
ボディスーツやガードルは、良い姿勢を保つとともに、腰にかかる力を分散させる効果もあります。

 

最近は、ウエストから腰にかけて、斜めにバイアスの力がかかる機能を付加した商品も増えています。
また、パンツスタイルのときに背中から見えるのを意識した、おしゃれなデザインのものもあるので、チェックしてみるとよいでしょう。
もう一つ、足腰の冷えを防いで腰の周辺をしなやかにしておくことも、坐骨神経痛の予防につながります。

 

特に、夏のオフィスでクーラーの冷気が肩や腰に当たるのは、血行不良の原因となり、慢性的な冷え性のきっかけにもなってしまいます。
暑い時期には、外気と室内の温度差に応じて小まめに服装を調節して、体を冷やさないように気をつけましょう。
なお、立ち仕事や介護の仕事などで、腰に負担がかかることが多い人は、日頃からサポート用のベルトを着用するのもおすすめです。

 

冬用には保温機能を兼ねたもの、夏用には暑さ対策としてメッシュ素材のものなど、素材や形状もさまざまなものが販売されています。
もしも、坐骨神経痛の初期症状やぎっくり腰の予後など、腰に不安を抱えた状態で着用するならば、医師や接骨医のアドバイスに沿って選ぶと安心でしょう。
初めて装着する際にも指導を求めると、体型に合った適切な付け方を教えてもらえます。

 

 

坐骨神経痛を防ぐマッサージ

慢性的な腰痛や急性腰痛症(ぎっくり腰)によるダメージが坐骨神経にまで及んで、坐骨神経痛になることもよくあります。
その影響を防ぐためには、筋肉に丈夫さとしなやかさをつけておく必要があります。
筋肉は、必要な栄養摂取と適度な運動、そしてマッサージによって丈夫にすることができます。

 

とはいっても、腰のマッサージや大腿部の後ろ側にあるツボ押しは自分では行えず、マッサージには専門の技術も必要です。
そこで、坐骨神経痛の予防に役立つ、簡単なセルフマッサージを一つご紹介しましょう。

 

1.ソファの背や壁によりかかった状態で、あぐらの姿勢をとります。

 

2.左の足首の少し上を左手で下から支え、足の指の間に右手の指を入れます。
足指がかたくて痛い人は、最初は五本指ソックスをはくだけにして、指をはさまなくても大丈夫です。

 

3.その状態で、足首全体をゆっくり大きく回します。
回す向きを2〜3回ずつ変えながら、全部で20回くらい回すとよいでしょう。

 

4.右足も同じようにして回します。

 

5.両足を揃えて床に体操座りをして、両手を使って足の指を5本いっぺんに握り、前後に動かします。

 

6.足の指を1本ずつぐるぐると回し、最後に爪を上下左右から挟んで刺激します。

 

このマッサージはテレビを見ながらでもできるので、くつろぎタイムの習慣にするとよいでしょう。
マッサージ後は、坐骨神経の通り道、すなわち坐骨神経痛の出る場所となる、背中の中央から腰、ヒップから太もも、ひざからすね、ふくらはぎからかかとのすべてがやわらかくなったように感じられるでしょう。