坐骨神経痛を緩和するウォーキング・水中ウォーキング

坐骨神経痛を緩和するウォーキング

坐骨神経痛の緩和方法として、最も身近で気軽に行える運動がウォーキングです。
ウォーキングというと立派な運動のようにも聞こえますが、要するに意識して歩く散歩です。
腰の筋肉や骨盤、背骨や肩甲骨など、自分の体の骨格や関節にかかる力を意識して歩くだけで、ウォーキングの効果はきちんと得られます。

 

坐骨神経痛になって痛みやしびれがあまりにひどい場合には、散歩程度でも無理になってしまうかもしれません。
けれども、少し歩けるくらいの体調ならば、短時間でかまわないので、毎日歩く習慣をつけるとよいでしょう。
もちろん、散歩程度の歩行でも、腰や下肢を動かす分だけ負荷がかかり疲労もします。

 

そのかわり、その負荷と疲労に応じて筋肉が丈夫になり、坐骨神経痛に対抗する力が蓄えられるようになります。
また、ウォーキングにはメンタル面でのストレスを解消する効果も期待できます。
空の色や木々の緑、季節の草花など、移り変わる季節を感じることも、坐骨神経痛の症状緩和につながります。

 

都会の道ならば、お気に入りのカフェや雑貨店をめぐって歩くのもよいでしょう。
そして、ウォーキング専用のウエアを一式揃えるのもおすすめです。

 

最近のランニングブームで、女性のスポーツウエアはおしゃれなデザインのものが充実しているので、キャップからシューズまで、まとめてコーディネートするのも楽しいでしょう。
坐骨神経痛のように、体調によって症状に強弱が出る症状の場合には、快適に過ごす時間を持つことがとても重要とされています。
なお、地上でのウォーキングが負担に感じられる人は、水中ウォーキングを試してみるとよいでしょう。

 

 

坐骨神経痛を緩和する水中ウォーキング

水中ウォーキングは、体にかかる負担が少なく、高い効果が得られる運動として高い評価を得ています。
最近では、手術後のリハビリにも積極的に取り入れられていて、腰痛や坐骨神経痛の症状緩和にも貢献しています。
水中では体に浮力がかかるため、脚や腰の上下にかかる重力の影響が非常に少なくて済みます。

 

そのため、坐骨神経痛の痛みやしびれがひどく、地上では動かすことなど考えられないほどの状態でも、無理なく動かすことができます。
ただし、前方や後方に速度を上げて動こうとすると、水の抵抗による逆の力がかかるので、最初は定位置での腰の上下運動ぐらいから始めるとよいでしょう。
下肢の屈伸が問題なく行えるようならば、手すりや補助員につかまりながら前方に進む運動をしてみましょう。

 

そして、上体の動きや足の運びが安定して、全身の動きを自分でうまく調節できるようになったら、歩数や距離を増やしていくとよいでしょう。
たとえ短時間ずつでも水中ウォーキングを続けていると、腰周りに新しい筋肉がついていきます。
また、筋肉とともに関節の動きもしなやかになるため、地上で腰にかかる負担が軽くなり、坐骨神経痛の痛みやしびれが解消されていくでしょう。

 

なお、上体を左右に揺らしすぎたり、背中を反らしたりする歩き方では、水中でもかえって腰に負担がかかる心配があります。
また、温水プールの心地よさから、思わず長時間のウォーキングを行ってしまわないように、最長でも30分以内にする注意が必要です。
自己流の運動に不安がある場合には、接骨医や整体院、またスポーツドクターなど、専門家の指導のもとで行うと安心です。