坐骨神経痛を緩和するストレッチ・ヨガ

坐骨神経痛を緩和するストレッチ

坐骨神経痛の痛みやしびれが出始めると、ストレッチどころか足をちょっと動かすのもつらいという人が多いようです。
そこで、坐骨神経痛の痛みやしびれがあるときでも行えるトレッチを二つご紹介しましょう。

 

落下ストレッチ
1.まっすぐに立って、肩の力を抜き、両腕をだらりと下げます。
このとき、肩に羽があるようなつもりで、その羽も下方にだらりと下ろすイメージで行うといでしょう。
2.片方の肩をぐーんと上げて耳に近づけるようにして、限界まで上がったら深呼吸を2回行い、力をさっと抜いてストンと落とします。
もう片方も同じようにします。
3.今度は両肩いっぺんに同じようにします。

 

機関車ストレッチ
1.右足を地面に着けた状態で、椅子やベッドの縁に左手と左ひざをついて、右腕は床に向かって下げておきます。
2.顔を上げて正面を向くようにして、右手をグーに握ります。
3.手はグーのままで、腕を腰から頭へ動かし、ひじをゆっくりと曲げて機関車のようにして2回動かします。
4.体の向きを変えて、今度は左足を地面に着けた状態で同じように行います。

 

このように、肩や肩甲骨に刺激を与えるストレッチも、腰への負担軽減効果があり、坐骨神経痛の症状を緩和することができます。
二つともいわば遠隔ストレッチなので、坐骨神経痛の痛みやしびれがあるときでも行えます。

 

もしも症状がひどくてつらいときには、1だけを椅子に座った状態で行うとよいでしょう。
なお、坐骨神経痛の原因となっている病気治療で医療機関にかかっている場合には、行うストレッチに弊害がないかどうか確認しておくと安心です。

 

 

坐骨神経痛を緩和するヨガ

ヨガは、体の心のストレスを取り除いて、心身ともに健全で幸福感で満たされた状態にすることを目的にしています。
そのため、坐骨神経痛のように、特定の疾患や外的要因だけが原因とは言い切れない症状にも、良い影響を与えます。
また、正しい方法でヨガを続けると、脊椎や骨盤のゆがみが正されて、腰や下肢にかかっていた負担を解消することができます。

 

ヨガは、ヨガマットがあればいつでもどこでも行うことができますが、正しい呼吸法やポーズをマスターするためには、専門の指導を受ける必要があります。
ヨガスタジオの静かで穏やかな空気は、坐骨神経痛のつらい痛みやしびれの緩和にもきっと役立つでしょう。
ヨガを始めるにあたっては、坐骨神経痛の症状をはじめ、腰痛や肩こり、冷え性など、自分の体の状態を先生に伝えておくとよいでしょう。

 

そうすると、数あるポーズのなかから坐骨神経痛の改善に適したものを選んで、プログラムを組んでもらうことができます。
たくさんのポーズを網羅的に覚えなくてもよいので、いくつかのポーズをしっかりマスターして、自宅でも行えるようにするとよいでしょう。
ヨガをしばらく続けていると、腰や骨盤を中心として体全体がしなやかになり、足の運びも軽やかになっていくでしょう。

 

また、そのような実感が得られる頃には、坐骨神経痛もかなり軽減されているはずです。
なお、ヨガスタジオは医療機関ではないので、坐骨神経痛の原因となっている疾患に対する治療効果を期待することはできません。
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症に対する治療は、病院での治療を別途受ける必要があります。