坐骨神経痛

坐骨神経痛の痛みを鍼灸でとる?

様々な原因で起こりうる可能性がある坐骨神経痛。坐骨神経痛になると、慢性的な痛みや痺れに悩まされる方が多くいらっしゃると思います。

 

薬物治療を行ってみたけれど一時的な痛みの緩和にしかならなかったり、ブロック注射を行ってみたけれど通院するのが面倒になって途中で挫折してしまったなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな方々に今回おすすめしたい治療法が、鍼灸治療です。

 

坐骨神経痛の鍼灸治療がどんな物かと申しますと、身体の様々な部分にあるツボを鍼灸で刺激することによって、身体のバランスを正常に整えてくれる方法なのです。坐骨神経痛は何らかの疾患が原因で筋肉が緊張し、圧迫された状態を作り出すことから痛みや痺れが伴ってきます。

 

先程ご説明した身体のバランスを整えるのに加え、身体のツボに直接鍼灸治療を行うことで血流が良くなり、緊張していた筋肉のこわばりが取れるので、神経の圧迫も改善されるということなのです。鍼灸治療はどのくらいの頻度で通院する必要があるのか、気になるところですよね。

 

坐骨神経痛の症状や痛みの強さによって、1週間の通院回数も鍼灸の治療方法も変わってきます。もし、日常生活に支障をきたすくらい重度の場合ですと、1日1回の通院では足りず、1日2回通院して治療を行っていかなければならないケースもなくはありません。

 

それに、全ての坐骨神経痛に鍼灸治療が効果的だという訳ではありませんから、注意が必要です。骨粗しょう症など老化によって起こる坐骨神経痛や椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛には、効果があまり見られないと言われています。

妊婦さんに多い坐骨神経痛?

坐骨神経痛とは病気の名前ではなく症状の名前ですから、つまり、頭痛みたいなものなのです。頭痛は頭が痛いこと全般を指しますが、その原因は風邪かもしれないし、偏頭痛かもしれないし、二日酔いかもしれないし、脳腫瘍かもしれないといった具合で、症状を指す言葉であり、病名ではありませんよね。

 

坐骨神経痛も同様で、何らかの原因によって坐骨神経が圧迫されて起きる症状全般を坐骨神経痛といいます。その何らかの原因とは、椎間板ヘルニアだったり、腰椎すべり症だったり、内臓の圧迫だったり、骨盤の歪みだったりと人それぞれで違うのです。

 

では、妊婦さんに多い坐骨神経痛は、その中でも「内臓による圧迫」に含まれるのでしょうか?妊婦さんはどんどんお腹が大きくなりますから、実は大きくなる子宮によって圧迫されるのは坐骨だけではありません。腸の圧迫は便の通りを悪くして便秘の原因になりますし、膀胱の圧迫は頻尿という症状を起こします。

 

これと同様に、坐骨神経も圧迫されて、坐骨神経痛という症状が出てしまう人がいるのです。また、それだけではなく、妊娠すると子どもを出産するために産道を開く必要がありますから、骨盤が緩くなり、歪みやすくなります。そこへ子どもの分も含めた体重が掛かりますので、骨盤の歪みから坐骨神経痛になる人もいるそうです。

 

その上、妊婦さんのお腹は大きく前にせり出してくるため、バランスを保つために体を大きくそらして立ったり歩いたりするようになり、それも一つの原因と言われています。