腰痛が悪化するとどうなる?

腰痛が悪化するとどうなる?

腰痛のほとんどは、姿勢の悪さや激しい運動、労働、慢性疲労、ストレスなどが原因で起こると言われています。さらに、腰痛には、長時間同じ姿勢での作業を続けるなどしてストレスを感じ、筋肉が緊張することで起こる緊張性の腰痛と、常に継続的に腰に鈍い痛みを感じる慢性型の腰痛があります。

 

筋肉や神経に急激に負荷がかかったり、過度な緊張と疲れがたまった時に起こりやすいのが、ぎっくり腰です。ぎっくり腰は、突然、激しい痛みが起こることから、ドイツ語で「魔女の一撃」などとも言われています。

 

重い物を持ち上げようとした時や中腰の姿勢から立ち上がろうとした時、急な動作などがきっかけとなり、腰に激痛が走ります。腰痛が悪化すると、腰椎椎間板ヘルニアになってしまうこともあります。

 

クッションの役割を果たしている椎間板は、20代になるにつれ、水分や弾力が失われ、線維輪にひび割れなどが生じます。何らかの圧力が加わり、髄核が線維輪のひびから飛び出すと、神経を圧迫するため、痛みを感じるのです。

 

その場合の腰の痛みは、腰を曲げていないと立っていられないほど、椅子にも座っていられないほどの痛みで、横になっているのが一番楽だと感じるでしょう。

 

咳やくしゃみをするだけでも激痛を感じるのです。腰痛が起こるだけでなく、腰から足先に向けてしびれが出たり、ひどい場合だと排尿障害や坐骨神経痛なども起こると言われています。

 

色々な処置や療法を行っても神経症状が取れず、日常生活に影響を及ぼす場合は、手術を行うことも珍しくありません。

 

 

腰痛と年齢

人口の80%もの人が経験すると言われている腰痛は、生涯にわたって悩むことがありうる病気と言えます。しかし、成長期から悩まされる人もいれば、高齢になって初めて腰痛に悩まされるという人も居るのには理由があるのでしょうか?腰痛と年齢の関係を考えます。

 

腰痛は腰が原因で起こる重篤なものから、疲労が原因で起こる軽微なものまで様々にあります。しかし、世間では『腰痛は老化の証拠』という風潮が根強く残ってるのが実情です。腰痛が起こるべき年齢とは、どの程度の年齢を言うのでしょうか?

 

高齢者の腰痛
50歳を越える頃から目に見えて現れだす身体の老化現象は、腰痛と深い関係を持っています。この頃から筋力の低下や骨からカルシウム流出、肌の保湿や関節組織に関わるコラーゲンの不足といった老化に伴う外見の変化や運動能力の低下が現われるようになります。このような老化現象の影響は腰にも顕著に現われ、歩行速度の低下や上体を起こして歩くことが困難になります。特に、骨の老化は骨折を起こしやすくするため、老化によって腰痛が起こるのは必然であるといえます。

 

中年層の腰痛
30代から40代の中年層は、仕事とプライベート共に最も充実する年代であると同時に無茶をしがちな年代でもあります。若い頃の感覚で力仕事を始めて、ぎっくり腰を発症するケースは少なくありません。また、日曜日に同僚や上司とゴルフに出かけて腰を痛めてしまうケースもあります。この年代の腰痛は、日頃の運動不足と若さのアピールが相乗効果を起こした結果であることが多いようです。

 

青年層の腰痛
10代後半から20代の青年層では、日常的にスポーツを行っている人を中心に腰痛がみられます。青年層は体力が充実している時期なので、体力の限界まで運動した結果として疲労性の腰痛を引き起こすことが多いのです。また、椅子に長時間座ることが多い年齢層でもあるため、慢性的な腰痛を患っている人も少なくないようです。

 

子供の腰痛
成長期にある10代半ばまでの子供は、骨や筋肉が日ごとに成長しているため腰痛に苦しまされることが少ないといえます。しかし、運動中などに腰を強く打った結果、腰痛を発症してしまうことも充分にあるにが悩みです。若いが故の回復力の高さで、自分のしたケガの重さが認識できないこともあるからです。

 

腰痛が辛い年齢
腰痛は生活内容によってどの年代にも起こりうるものといえますが、ではそのような年代で腰痛を患うのが辛いとえるのでしょうか?基本的に、腰痛は安静を保っていれば長くても数ヶ月で完治する病気です。つまり、回復力の高い若者にとって腰痛はあまり悩みの種ではないともいえます。

 

しかし、若い年代はじっと安静にしていられない性分の人が多く、腰痛を慢性化させてしまうことも少なくないです。高齢者になればなるほど、治りが遅く腰痛が日常的になってしまうため、完治を諦めてしまう場合も少なくありません。逆に腰痛を起こしやすい中年層は、腰痛を発症したら無理をしなくなる人が多いためか、充分な静養を取ることが出来るようです。