椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアのリハビリテーション

ちょっと動くだけでも非常に苦しい急性期を経たら、徐々に椎間板ヘルニアのリハビリテーションに取り組みます。はじめに行うのに向いているリハビリテーションは、全身を使う寝返りです。医師の指示に従い、腰が負担を受けない寝返りを習得するようにしましょう。

 

上半身を起こすことが可能になると、腹式呼吸を取り入れます。やはり正しい方法で行わないと椎間板に負担をかけるので、やり方には十分に注意しましょう。このあとは立ち上がる動作をしますが、厳しいようなら腰痛バンドなどの補助具を活用すると良いでしょう。

 

なお、腰に負担が集中しないように、どこかに手をつくなどして立ち上がることが大切です。立ち上がることができるようになったら、歩き始めることにチャレンジします。絶対に転倒しないように、はじめはきちんと足元を見ながら、無理のない範囲で少しずつ歩くことを心掛けましょう。

 

歩く際にも、腰痛バンドをはじめとする補助具を使用すると、いくぶん楽になるはずです。歩けるようになったら、散歩や体操などちょっとした運動に取り組むようにします。この段階になると、整体などが椎間板ヘルニアのリハビリテーションをサポートしてくれるかもしれません。

 

軽く運動することが可能になったら、腹筋や背筋を鍛錬するためのトレーニングに着手します。身体に無理のかからないプログラムを構成することになるでしょうが、椎間板ヘルニアのリハビリテーションには水中歩行が有効といわれています。

補助具でヘルニアのケアを行う

椎間板ヘルニアに関しては、補助具によりケアを行うことが可能となっています。ヘルニアのケアに有効な補助具としては、腰痛バンド、骨盤バンド、コルセットを挙げることができます。まずは腰痛バンドから解説していきますが、これは腰痛ベルトという呼称が用いられることもあるものです。

 

腰椎の上部のほうにある、分かりやすくいうとウエストに該当するところに装着することになります。布地の素材を基本とし、部分的にゴムが使用されているものが多くなっています。次に骨盤バンドに関してですが、特徴は腰痛バンドと大きな違いはありません。

 

ただ、骨盤バンドの場合は腰椎の下部のほうにある骨盤に装着するものとなります。ちなみに骨盤バンドや、先述した腰痛バンドは、何千円かの価格で販売されています。そしてコルセットについてですが、これは医療用品という扱いになります。

 

そのため、腰痛バンドや骨盤バンドとは異なり、医師により処方される形になります。布地のように柔らかい素材で作られているバンドとは異なり、背骨代わりになる硬いところが設けられています。価格は数万円からと高い印象を受けますが、医療保険の適用対象となっています。

 

そのため、医師により処方されることになった場合、保険に関する詳しい話を聞くようにしましょう。なお、これらの他にもヘルニアのケアにさらしが使用されることもあります。

 

腰のところはしっかりと、上のほうは軽く巻くと、バンドの代用品となります。症状がひどくないあいだは、さらしを使用するのも悪くないかもしれません。