ぎっくり腰

ぎっくり腰が動けるようになったら

ぎっくり腰になってからまる二日くらい経つと、痛みが少しおさまってきます。そろそろ大丈夫と感じたら、次のような段階を追って、少しずつ体を動かしてみましょう。

 

1.横向きに寝ていた体を仰向けにする。
ひざの下に枕やクッションを入れて、ひざを軽く曲げた状態にすると楽でしょう。

 

2.腕の曲げ伸ばしをする。
寝たままでよいので、左右の肩を反対の手のひらで抱くようにしてゆっくり動かしましょう。

 

3.ひざの曲げ伸ばしをする。
脚を急に動かすと腰にズキンとした痛みを感じることがあるため、ゆっくり動かしましょう。

 

4.寝返りをうつ。
仰向けから左右それぞれに横向きになり、さらに大丈夫そうならばうつぶせになってみましょう。

 

5.四つ這いの姿勢になる。
腕を立てるのではなく、ひじとひざを曲げた状態で体をそっと支えてみましょう。

 

6.四つ這いの姿勢のままで、体を前後にゆする。
ほんの数センチのつもりでかまわないので、ゆっくり動かしてみるとよいでしょう。

 

ここまでやってみて、声が出るほどの痛みがないようならば、ぎっくり腰の症状は着実に回復に向かっています。
7.赤ちゃんのハイハイのようにして、動いてみる。
ハイハイで動くたびに、ズキッとした痛みを腰に感じる場合は、お腹の下にクッションを入れて体重を支える助けにするとよいでしょう。

 

ここまでくれば、トイレへの移動が一人でできます。ただし、トイレで立ち上がる際は、家族に腰を支えてもらうと安心です。一人でつかまり立ちをするのは、ぎっくり腰で受けた筋肉の損傷がもう少しおさまるのを待ちましょう。

 

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ぎっくり腰になる場面

ぎっくり腰というと、重たい物を持ち上げようとしてなるイメージが強いのですが、実際にはそれ以外の理由でぎっくり腰になることも多いようです。

 

そこで、実際にどのような場面でぎっくり腰になっているのか、あらためて調べてみました。ぎっくり腰になりやすい場面を知ることは、ぎっくり腰の予防のために役立つでしょう。まず、圧倒的に多いのが、無理な姿勢で前にかがむ場面です。

 

・腰が深く沈むソファで、座ったまま床の物を取ろうとした。
・押入れから半分振り向いたような姿勢で、床のふとんを持ち上げた。
・首と肩に携帯電話を挟んだ状態で、地面に置いたかばんを取ろうとした。

 

次に多いのは、急に姿勢を変える場面です。

 

・高速バスに乗っていてサービスエリアのトイレ休憩で立ち上がろうとしたとたん、腰に激痛が走った。
・家の大掃除で、踏み台に上って天井のほこり落としや棚のいちばん上を拭くなど腕を高くした状態が続いたあと、一休みしようと踏み台を下りたとたんにぎっくり腰になった。
・車のトランクを片付けていて、妻から呼ばれたので振り向いたところ、グギッと音が聞こえるような衝撃が腰を襲った。
もう一つ、寒さで腰周りの筋肉がかたくなってしまい、思わぬことが引き金となってぎっくり腰になる例もけっこうあるようです。
・子どもの卒業式が学校の体育館で行われ、来賓や校長の挨拶を聞いているうちに体が冷えてくしゃみが出たとたん、腰に激しい痛みを感じて立っていられなくなった。
・友人と駅前で待ち合わせをしていて、道の向こうからやってくるのが見えたので手を振ろうと腕を上げたらぎっくり腰になった。

 

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