ぎっくり腰

ぎっくり腰でまったく動けないときは?

ぎっくり腰でグギッとなった直後は、まったく動くことができません。突然襲ってきた激しい痛みは衝撃的で、一瞬、自分に何が起こったのかわからない状態になる人もいます。そして、顔の向きを変えたり体を支えようとして腕を伸ばしたりするだけでも、新たな激痛が走ります。

 

そのような状態のときに、体を無理して動かす必要はありません。地面に倒れ込んでいても、壁に寄り掛かるようにして体がずり落ちていても、しばらくはそのままじっとがまんしましょう。少し時間が経つと、最初の衝撃がおさまって呼吸がふつうにできるようになり、気持ちも落ち着いて会話ができるようになります。

 

その段階で、周囲の助けが求められるなら、人を呼んで横になれる場所まで運んでもらいましょう。気持ちが落ち着いて自分の状況がわかると、今度は羞恥心があふれてきて、平気なふりをする人もいます。けれども、無理に歩こうとするとさらに激痛に襲われ、症状を悪化させることになってしまいます。

 

ぎっくり腰になったときは、観念して周囲の人に助けてもらうのがいちばんです。一人でいるときにぎっくり腰になってしまった場合も、第一波の激痛が去るのを待ってから、家族や友人に連絡をするとよいでしょう。

 

その場で体を横たえることができれば、横向きに寝て体を丸めていると、痛みが少し和らぐでしょう。なお、ぎっくり腰は命にかかわるケガや病気ではないので、ぎっくり腰になったときが危険物の取り扱い中であるなど特別な事情がない限り、原則として救急車での救援対象とはなりません。

 

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ぎっくり腰になりやすい人

ぎっくり腰になった人の多くは、ある日ある時突然なったと言います。たしかに、ぎっくり腰の激痛は何かの動作をきっかけにして突然襲ってくるものですが、それは言わば「最後の藁(わら)」なのです。

 

ぎっくり腰に至る筋肉の炎症は、目立った自覚症状がないだけで、実は徐々に進んでいることがあります。特に、次のような人の場合は、ぎっくり腰との直接的関連がなさそうに思えて油断しがちなので、注意が必要です。

 

・タバコを吸う。
・外食が多い。
・冷え性である。
・ヒールの高いくつが好き。
・自動車通勤をしている。
・事務系の仕事で、座っている時間が長い。
・足を組むくせがある。
・眠るときは横向きで寝ることが多い。
・やわらかいマットに寝ている。
・猫背である。
・太り気味である。
・体がかたい。

 

これらは、血行不良や筋肉のきしみ、骨のゆがみにつながるとされる要素です。

 

いくつ当てはまるとぎっくり腰になるというわけではありませんが、長年の体質に影響してぎっくり腰の下地をつくってしまうことがあります。さらに、加齢やほかの病気が重なった場合には、ぎっくり腰を引き起こすリスクが高まります。

 

寝具の敷きマットを硬いものに変えたり、タバコの量を減らしたりするなど、実行可能な事柄をクリアするだけでも腰への負担軽減につながります。

 

また、当てはまる項目が多い人は、それをカバーするような食事と運動を心がけることで、ぎっくり腰を予防するとよいでしょう。骨の強化にカルシウム、血行改善にビタミンEと二つ覚えて摂取し、仕事の合間にちょっと体をほぐすだけでも効果があります。

 

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