ぎっくり腰

ぎっくり腰の応急処置方法

一人でいるときにぎっくり腰になったときのとっさの処置や、家族がぎっくり腰になったときの対応について、不安に思う人は多いでしょう。そこで、ぎっくり腰になった際の応急処置についてまとめてみました。

 

(1)グギッときたら、とにかくじっと動かないのがいちばんです。
たとえやりかけの仕事があったとしてもそのままにして、動かないことが大切です。若い人に多いのですが、かっこ悪い状況をなんとかしようと無理に動いて、腰の炎症範囲を広げてしまう場合があります。

 

(2)最初の大打撃が去ったら横になりましょう。
ぎっくり腰になってすぐは、激痛のために会話どころか呼吸もままならないような状態になります。そのため、第一波の最も激しい痛みが少し去るまでは、床や壁に手をついた状態でじっとして、呼吸が落ち着くのを待ちましょう。

 

そして、呼吸が楽になったら深呼吸をして、そっと横になりましょう。周囲にいる人の力が借りられるならば、腰を支えてもらうとよいでしょう。少し体を丸めて横向きになり、背中に布団やクッションを当て、腰が動かないようにすると楽です。

 

(3)腰を冷やしましょう。
ぎっくり腰の激痛は、腰骨周辺の筋肉の繊維が裂けたことによる炎症や腰のじん帯の捻挫によるものです。そのため、まずは炎症の熱を取り除いて鎮めることが大切です。冷却剤をタオルとビニール袋でくるみ、寄りかかっている布団と腰の間に入れるのが、最も簡単で効果的な冷却方法です。

 

なお、ぎっくり腰の痛みのピークは二日間くらい続くので、その間は途切れ目なく冷やしながら安静にしていましょう。

 

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ぎっくり腰とは?

正式な疾患名称を「急性腰痛症」という「ぎっくり腰」は、腰椎と周辺の靱帯や筋肉に負担がかかり、断裂・損傷した状態のことです。

 

重たい物の運搬や無理な動作などで、瞬間的に過度の負荷が腰にかかり、ダメージを受けた部分が炎症を起こします。その炎症の発症が急激で、まさに「ぎくっ」と音がするほどの衝撃と激痛を伴うことから「ぎっくり腰」と呼ばれるようになり、地方によっては「びっくり腰」や「大腰」といった呼び名もあります。

 

また、ドイツなどヨーロッパの国々では、「魔女の一撃」や「巨人のアタック」といった言葉で表現され、いずれも瞬間的で激しい痛みをよくあらわしています。傷めた筋肉が広範囲に及ぶ場合や本人の体重が重い場合など、いくつかの要因が重なると痛みはさらに増大し、気絶するほどの痛みに襲われる場合があります。

 

そして、最初の一撃が去った後でも、腰から離れた顔や首あるいは手足の指先をピクリと動かすだけでも、腰に激痛が走ることがあります。そうなると、四つんばいになって這うどころか、体の向きをそっと動かすのも難しく、とにかく石のようにじっとしているほかありません。

 

なお、ぎっくり腰には、なんとなくユーモラスな雰囲気もついてまわります。例えば、いつもは体力を誇って威張っている男性でも、ぎっくり腰になると一人では何もできなくなり、痛みに耐えかねて涙が出てしまうこともあります。

 

そのような様子はまるで大きな赤ちゃんのようで、かわいそうだけれどなんとなく笑いを誘います。周囲の人もお世話は少し大変ですが、必ず回復するということがわかっているので、気楽でいられるでしょう。

 

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